【2026京都記念 回顧】スローの罠を嘲笑うジューンテイク!「展開」が残酷に明暗を分けた一戦

投稿: 2026年02月15日 18:22最終更新: 2026年02月15日 18:22...

第119回 京都記念(GII)

終わってみれば、「競馬は着順だけでは語れない」ということを改めて痛感させる、非常に興味深い一戦となりました。

今日はこのレースを、馬場状態や展開面からディープに掘り下げていきたいと思います!

🐎 1000m通過「1分1秒8」の衝撃

まず触れなければならないのが、道中のペースです。

1000m通過は1分1秒8。淀の2200mという舞台を考えても、かなりの超スローペースとなりました。

今の京都の馬場は、内側がやや荒れつつも全体的には時計が出るコンディション。このペースで先行勢が脚を溜めてしまっては、後方の馬にとっては「ノーチャンス」に近い状況が出来上がってしまいました。

🏆 覇者:ジューンテイクの「横綱相撲」

勝ったジューンテイクと藤岡佑介騎手。まさに非の打ち所がない完璧な立ち回りでした。

  • 勝因のポイント:

    • 好スタートから2〜3番手のインサイドを確保。

    • スローペースを逆手に取り、4コーナーで早めに前を捕まえに行く積極策。

    • かつての京都新聞杯勝ちを彷彿とさせる、淀の適性の高さ。

実力があるのはもちろんですが、この日は「最も効率よく、最も有利に」立ち回った結果の勝利と言えるでしょう。

🌟 敗れてなお強し:エリキングの次走に注目

一方で、1番人気に応えられず2着に敗れたエリキング

しかし、この馬の評価を下げる必要は全くありません。

「あのペースで、あの位置から、あそこまで追い上げるのか」

というのが率直な感想です。上がり最速の脚で猛追しましたが、物理的な距離と展開の壁に阻まれました。

次走、ペースが流れるG1戦線(大阪杯や天皇賞・春)に出てくるようなら、今回の敗戦で人気を落とすようなら絶好の狙い目になるはずです。

⚠️ 課題を残した実力馬たち

  • ヘデントール:

    出遅れとスローペースのダブルパンチ。長期休養明けということもあり、今回は「叩き」の一戦と割り切って良さそうです。本来のスタミナ勝負になれば、こんなものではないはず。

  • リビアングラス:

    先行して粘り込み、3着争いに加わりました。展開の利はありましたが、改めてこのクラスでも立ち回り次第で通用することを示しました。

📝 総評:次走へのメモ

今回の京都記念は、**「立ち回りのジューンテイク」「能力の底知れなさを再確認させたエリキング」**という構図でした。

馬名 評価 次走への期待
ジューンテイク A+ 京都・阪神の2000〜2200mなら現役屈指。
エリキング A 展開さえ向けばG1に手が届く器。
ヘデントール B 次走、距離延長やタフな流れで巻き返し必至。

スローペースという「特殊な条件下」での結果だっただけに、この着順をそのまま鵜呑みにせず、各馬の本来の持ち味を整理しておくことが、春のGI戦線を攻略する鍵になりそうです!