2026年のクラシック戦線を占う重要な一戦、第66回京成杯(G3・中山芝2000m)の枠順が確定しました。 注目の良血馬ソラネルマンは、7枠12番からの発走となります。 祖母に歴史的名牝ブエナビスタを持つこの馬が、冬の中山でどのようなパフォーマンスを見せるのか。 単なる「良血馬の重賞挑戦」という文脈を超えて、その走りに多くのファンが熱視線を送っています。 ソラネルマンを単なる数字だけで見てしまう前に整理したいポイント 「ルメール騎手騎乗」「良血」「予想1番人気」といった分かりやすい記号が並ぶソラネルマンですが、今回に限って言えば、少し冷静な視点も必要かもしれません。 一般的に、父フィエールマンの産駒は、父と同様に古馬になってから本格化する晩成傾向が強いと見られています。 しかし、ソラネルマンは新馬戦から質の高い走りを見せ、早期から完成度の高さを示唆しています。 この「一般的な血統イメージ」と「目の前の馬のパフォーマンス」のズレこそが、今回のレースを見る上での面白いポイントと言えるでしょう。 陣営も「フィエールマン産駒は追い切りを重ねて煮詰まる馬が多いが、(この馬は)いい雰囲気」と、その違いをポジティブに捉えています。 ソラネルマンについて公式・報道で確認できる主要データ 基本情報 : 父フィエールマン、母ソラリア(母の父Scat Daddy)、祖母ブエナビスタ。美浦・手塚貴久厩舎所属。鞍上はC.ルメール騎手。 直近の実績 : 新馬戦(東京芝1800m)では、後にG1ホープフルSで2着に入る馬とタイム差なしの接戦を演じ2着。続く未勝利戦(中山芝2000m)を勝ち上がり、ここに駒を進めてきました。 最新状況 : 1月15日の最終追い切りでは、美浦Wコースで古馬オープン馬を相手に馬なりで先着。手塚調教師は「良かった。馬が良くなっている」「(今回のメンバーなら)互角以上だと思う」と、状態の良さと能力への自信を隠していません。 今回の京成杯から見えてくる注意点と次の見方 ・ 誤解の解体 : 「良血だから当然勝つ」という安易な見方は一度脇に置くべきでしょう。まだキャリアの浅い3歳馬同士の戦いであり、トリッキーな中山2000mという舞台設定もあります。勝ち負け以上に、「どのような内容で走れるか」が重要です。 ・ 未来への視点 : この時期の中山2000mをこなせるタフさと操縦性があるか、クラシック本番に向けての「試金石」として、そのレースぶりに注目が集まります。