2026年ダートG1戦線の幕開けを飾る「フェブラリーステークス」が行われました。 結果は、昨年の覇者 コスタノヴァ が盤石の競馬で連覇を達成!史上3頭目の快挙となりました。 今回はこの一戦を、ラップ構成や展開、そして次走に向けた注目馬という視点で徹底的に振り返ります。 レース概況と過酷なラップ構成 今年のフェブラリーSを象徴するのは、芝スタートからダートに替わる地点での**「激しい先行争い」**でした。 勝ちタイム : 1分35秒4(良) ラップ : 12.7 – 10.9 – 11.5 – 12.0 – 12.1 – 11.9 – 12.0 – 12.3 ペース : 前半600m 35.1秒 / 前半800m 47.1秒 良馬場としてはかなり速い ハイペース となり、逃げ・先行馬には非常にタフな展開となりました。 この流れが、結果として「差し・追い込み勢」に味方する形となりました。 展開有利・恵まれた馬の分析 1着:コスタノヴァ 今回の最大の勝因は、課題だったスタートを五分に切れたことです。ハイペース深追いせず、中団のインでじっと脚を溜めたルメール騎手の好判断が光りました。上がり最速35.2秒の末脚は、まさに展開を完璧に味方につけた王者の走りでした。 2着:ウィルソンテソーロ 勝ち馬の直後を通る、これ以上ないスムーズな競馬。展開の恩恵はありましたが、どんな展開でも崩れず2着に突っ込んでくる安定感は、現ダート界でもトップクラスの証明です。 不利を受けた馬・展開が厳しかった馬 ペプチドナイル(6着) 今回の「展開の犠牲者」筆頭です。前半の激しい先行争いに巻き込まれ、息の入らない流れで先頭に立つ競馬。最後は力尽きましたが、このペースで直線半ばまで見せ場を作った内容は、着順以上に評価すべきものです。 ダブルハートボンド(3着) 1番人気の支持を受け、早めに動かざるを得ない苦しい立場でした。勝ち馬に目標にされる形になりながらも3着に粘り通した根性は、並の牝馬ではありません。負けて強しの内容です。 次走で期待!「次買い」の注目馬 ★ブライアンセンス(4着) 10番人気と低評価でしたが、直線での伸び脚は目を見張るものがありました。上がり35.6秒は勝ち馬に次ぐ2位。展開が向いた面もありますが、G1級のスピードがあることを証明しました。次走、中京や地方の重賞なら勝ち負け必至です。 ★ナチュラルライズ(7着) 道中でバ群に包まれ、スムーズに加速できないシーンがありました。4歳という若さもあり、今回の経験は大きな糧になるはず。スムーズな外回しや、少し距離が延びる条件で見直したい一頭です。 2026年ダート戦線の行方 コスタノヴァの連覇で幕を閉じた今年のフェブラリーS。 ハイペースによって馬の地力が問われる好レースとなりました。 今回敗れた先行勢も、別条件やスローペースになれば即巻き返しが可能です。 特に ブライアンセンス の末脚には今後も注目していきましょう!