ダート界のビッグレース、フェブラリーステークス(G1、東京ダ1600m)が近づいてきました。 2025年のチャンピオンズカップを制した勢いそのままに注目を集めるダブルハートボンドについて深掘りします。 「マイルで本物か?」という点。 過去の戦績や血統、専門家の見解を基に分析してみましょう。 ダブルハートボンドの軌跡:無敗のJRAダート王者 ダブルハートボンドは、2025年のチャンピオンズCでG1初勝利を飾り、ダート界の新星として一躍脚光を浴びました。 通算成績は8戦7勝2着1回で、JRAでは負け知らず。主にダート1800m前後で活躍してきましたが、今回が初のマイル戦(1600m)。 距離短縮が吉と出るか凶と出るか、それが最大の焦点です。 チャンピオンズCでの坂井瑠星騎手が推すダブルハートボンドの強さだけじゃない「魅力」 以下に主な戦績をまとめました。圧倒的な先行力と勝負根性が光ります。 レース名 日付 距離・コース 着順 コメント 未勝利(デビュー戦) 2024/8 ダ1800m(阪神) 1着 1.0秒差の圧勝。初戦から素質を見せる。 条件戦(連勝) 2024 ダ1800m前後 1着(複数) 5連勝でオープン入り。安定した先行力。 三宮S(OP) 2024 ダ1800m(阪神) 1着 オープン初勝利。重賞級の強さ。 ブリーダーズGC(Jpn3) 2024 ダ2000m(門別) 2着 唯一の敗戦。地方交流で牡馬相手に善戦。 みやこS(G3) 2025/11 ダ1800m(京都) 1着 重賞初制覇。横綱相撲で完勝。 チャンピオンズC(G1) 2025/12 ダ1800m(中京) 1着 ウィルソンテソーロをハナ差で振り切り、G1初勝利。先行して粘る勝負根性発揮。 チャンピオンズCでは、前半1000mを60秒3のハイペースで3番手追走し、ゴール前で猛追をしのいだタフさが印象的でした。 まだ底を見せていない充実ぶりが、ファンをワクワクさせます。 マイル適性の鍵:血統と馬体から読み解く 血統面では、父キズナ(ダービー馬でスタミナ寄りだがスピードも併せ持つ)、母パーシステントリー(米G1勝ちでSmoke Glacken産駒のスピード血統)。 曾祖母Heavenly Prizeは米G1を8勝した名牝で、パワーと持続力が融合しています。 馬体は「力こぶのような臀筋」が特徴で、筋肉質で前進気勢が強いタイプ。初マイルでも対応可能と評価されています。 強み : 先行押し切りスタイルが身上。X上のファンからも「ダート馬らしい筋肉で1600mがベストではないが、地力で弾き返す」との声が。 東京ダ1600mの長い直線で、底力が活きやすい。 不安点 : これまで1800m以上が主戦場。マイルの速い流れや芝スタートが初体験で、胴長の体型から忙しくなる可能性。 ハイペースで先行勢が崩れるリスク。ナチュラルライズなどの同型馬が展開を厳しくするかも。 10年ぶりに“ダート女王”が戴冠、ダブルハートボンドがG1初制覇 専門家たちの見解:軸馬候補の声多数 白井寿昭(元調教師) : 「マイルに対応できるスピードと長い直線を走り切る底力が問われる。ダブルハートボンドを中心視したい」。 大久保龍志調教師 : 「状態は申し分ない。G1覇者として受けて立つ」。 SPAIA AI競馬 : 前走チャンピオンズC組の複勝率36.8%。展開苦を押し切った内容からG1連勝に期待。 全体として、マイル適性は「本物」と見なす意見が優勢ですが、初物尽くしのため波乱の要素も。 対抗馬としてコスタノヴァ、ラムジェット、ウィルソンテソーロなどが挙げられます。 調教や枠順で評価が変わるので、レース直前までチェックを! まとめ:ダブルハートボンドの挑戦に期待大 ダブルハートボンドは地力の高さと適応力でマイルを克服できるポテンシャルを秘めていますが、距離短縮の壁をどうクリアするかが鍵。