阪神競馬場で開催された第70回阪急杯(GIII、芝1400m)。 1番人気のソンシが1年1か月ぶりの実戦でコースレコードを更新する圧勝を飾りました! 長期休養明けとは思えないパフォーマンスに、競馬ファンも驚愕。今日はレースの振り返りと、上位馬を中心とした陣営のコメントをまとめます。 次走の高松宮記念へ向けた展望も少し触れつつ、分析していきましょう。 阪急杯のレース概要:ソンシのレコード勝ちが光る 阪神の芝1400mで行われたこのレース、馬場は良馬場で開幕週らしい高速決着。ソンシ(牡5、栗東・中内田充正厩舎)がスタートから好位をキープし、直線で一気に抜け出して1分18秒9のコースレコードをマーク。2着に14番人気のララマセラシオン、3着に5番人気のドロップオブライトが入り、波乱含みの結果となりました。ソンシの勝ちタイムは従来のレコードを0.1秒更新するもの。休養明けの馬がこれだけ走るなんて、まさに怪物級ですね。 このレースは高松宮記念の前哨戦としても注目されていましたが、ソンシの復活が最大のトピック。 では、早速陣営の声を聞いてみましょう。 阪急杯のレース後の陣営コメント 1着:ソンシ(川田将雅騎手&中内田充正調教師) 川田騎手はレース後のインタビューで、ソンシの状態を絶賛。「雰囲気はとても良かったです。とてもいいリズムで走れていました。ちゃんと動ける雰囲気で、それ通りちゃんと動きました。何より1年1か月ぶり、途中も何度もレースに使おうとしたのですが、整わず、あきらめて、ということを繰り返しながらの1年なので、それが久しぶりに競馬を走って、これだけの内容で走り切れるというのは、本当にびっくりしました。頭の下がる思いです。この先も無事に競馬に向かえればというタイプの馬ですので、一戦ごとに本当に無事に競馬場に来られればという思いです。」 調教師の中内田師も満足げ。「結果的に強い、いい走りができたかなと思います。うまく立ち上げ、リハビリをしてくれ、ここまで関わってくださった関係者のみなさんのおかげだと思います。」 次走の高松宮記念については、馬の状態を見て判断する方針だそうです。休養明けでこれだけ強いと、G1でも十分主役を張れそう。個人的に、ソンシのファンとしてはワクワクが止まりません! 2着:ララマセラシオン(佐々木大輔騎手) 大穴の2着を確保したララマセラシオン。佐々木騎手は「昇級でどんなものか思っていましたが、開幕週の芝にも対応してくれました。自分の形がつくれればしっかりと走れますね。アクシデントがあってブレーキをかける格好になってしまった。あれがなかったら…」と悔しさをにじませつつ、馬のポテンシャルを評価。アクシデントさえなければ、もっと上位を狙えていたかも? 14番人気の激走は、穴党の皆さんを喜ばせたはずです。 3着:ドロップオブライト(松若風馬騎手) 3着のドロップオブライトは、松若騎手が「カギだと思っていたスタートが良く、いいポジションでレースができました。この年齢になって充実していますね。いつも通り具合も良く、阪神の1400mでも走れたもの良かった。今日は上手に走ってくれました。」とコメント。年齢を感じさせない走りで、阪神適性の高さを証明。ベテラン馬の底力を見せつけました。 その他の上位馬コメント 4着:ディアナザール(団野大成騎手) 「年齢とともに、かわされると止める面が出ています。2着はあるかと思いましたが、最後は頭を上げそうになるぐらいでした。馬具を工夫してもいいのかなと思います。」 年齢的な課題が出てきたようですが、次走で巻き返しに期待。 5着:アサカラキング(北村友一騎手) 「ゲートは五分に出て、開幕週なので前に行きました。最後は坂で脚が止まりましたが、いいスピードを見せてくれたし、2着とは差がなかったです。」 スピードを生かした好走で、今後も短距離戦で活躍しそう。 その他の馬については詳細なコメントが少なかったですが、全体的にソンシの独壇場。長期休養の影響を感じさせない走りは、調教技術の進化を感じさせますね。 分析と展望:高松宮記念への布石 この阪急杯は、高松宮記念(3月下旬、中京1200m)の重要なステップレース。 ソンシの復活は、スプリント界に大きなインパクトを与えました。 休養明けでレコード勝ちということは、ピーク時にはさらに強い可能性大。 対する2着ララマセラシオンは穴馬として要注意。ドロップオブライトも安定感があり、G1で一発あるかも。 ただ、阪神1400mと中京1200mは距離が違うので、適性を見極める必要があります。 ソンシを本命視しつつ、ララマセラシオンのような伏兵に注目。