2026年京都新聞杯の出走予定馬と評価|ベレシートなどダービー最終便の注目馬を分析

投稿: 2026年05月04日 21:08最終更新: 2026年05月04日 21:08...

3歳クラシック戦線の最終関門、日本ダービーへの優先出走権を懸けた「最終便」として知られる京都新聞杯(G2)が今年も開催されます。

2026年5月9日、京都競馬場11レース、芝2200mの外回りコースを舞台に、最後の大舞台を目指す若駒たちが激突します。

現在の日付(2026年5月4日時点)では、特別登録馬の段階ですが、ベレシートエムズビギンといった重賞実績馬が名を連ねており、例年以上にハイレベルな戦いが期待されています。

本記事では、うまぴっく編集部が独自に調査した最新の出走予定馬とその評価、そして馬券のヒントとなるコース傾向について深掘りしていきます。

2026年京都新聞杯のコース特徴とレース傾向

京都芝2200m外回りは、1コーナーまでの距離が約400mと長く、枠順による有利不利が比較的少ないコース設定です。

最大の特徴は、バックストレッチ中盤から始まる高さ4.3mの「淀の坂」の上り下りにあります。

ここでのペース配分が勝負を分けますが、近年の傾向では道中がスローペースになりやすく、上がり3ハロン33秒台後半の末脚勝負になるケースが目立ちます。

特に中団からの差し馬が台頭しやすく、直線の平坦区間で見せる瞬発力と、坂を下りながら加速する持続力が同時に求められます。

血統面では、キズナやコントレイルといったディープインパクト系が圧倒的な強さを誇り、そこにエピファネイアやキタサンブラック産駒が割って入る構図が定番です。

有力馬の徹底評価:ベレシートとエムズビギンが中心

今年のメンバーで最も注目を集めているのが、ベレシートです。

共同通信杯(G3)で2着に好走した実績は、今年の3歳世代でもトップクラスの評価を与えて良いでしょう。

父エピファネイア、母にG1・4勝を挙げた名牝クロノジェネシスを持つ超良血馬で、今回が待望の重賞初制覇のチャンスとなります。

中団から繰り出す末脚は確実で、北村友一騎手とのコンビネーションも京都外回りコースに非常にマッチしています。

対抗格の筆頭は、友道康夫厩舎が送り出すエムズビギンです。

きさらぎ賞(G3)で2着に入り、高額落札馬(約6億円)としての期待に応える安定感を見せています。

川田将雅騎手との黄金タッグは強力で、好位から抜け出す王道の競馬ができれば、大崩れは考えにくい存在です。

ただし、瞬発力勝負になった際に、ベレシートのような爆発的な末脚に対抗できるかが鍵となるでしょう。

虎視眈々と逆転を狙うA評価馬たち

  • バドリナート:父コントレイル、母父ガリレオというスタミナ抜群の血統背景を持ち、京都外回りの適性はメンバー随一です。萩ステークス勝利の実績もあり、坂井瑠星騎手の手綱さばきに注目が集まります。
  • コンジェスタス:デビューから2連勝中で、前走の1勝クラスでは3馬身半差の圧勝劇を演じました。底を見せていない不気味さがあり、コントレイル産駒らしい切れ味はここでも通用するはずです。
  • アーレムアレス:ホープフルSで4着の実績があり、距離が伸びて良さが出るタイプです。終いの脚が確実なバゴ産駒で、タフな展開になれば上位争いに加わってきます。

波乱を演出する穴馬候補と馬券のポイント

京都新聞杯は過去、7〜8番人気の馬が勝利するなど、時として波乱の結末を迎えることがあります。

今年の穴馬として注目したいのは、毎日杯(G3)で3着に入ったカフジエメンタールです。

矢作芳人厩舎の管理馬で、母父キングカメハメハの血は京都の高速馬場と好相性。先行策から粘り込む形を作れれば、面白い存在になります。

また、若葉ステークス3着のサヴォアフェールも、松山弘平騎手の継続騎乗で一発を狙っています。

馬券戦略としては、末脚性能の高いベレシートを軸にしつつ、コントレイル産駒やエピファネイア産駒の「京都適性」を重視した組み立てが有効です。

関東馬については輸送の負担や過去の実績から、やや評価を割り引くのがセオリーと言えるでしょう。

うまぴっく編集者の眼:京都芝2200m外回りは、残り800m付近からの「ロングスパート」がデフォルト。ベレシートの共同通信杯でのラップ構成を見ると、加速局面での反応が際立っており、京都の平坦直線ならさらなるキレ増しが期待できます。
%本見解は著書『競馬を読むラップ分析』の分析ロジックに基づいています。

2026年京都新聞杯の出走予定馬と評価まとめ

今年の京都新聞杯は、ベレシートの素質が頭一つ抜けている印象ですが、エムズビギンバドリナートといった実績馬たちがどこまで迫れるかが焦点です。

京都芝2200mという特殊な舞台設定において、各馬の「末脚の持続力」と「血統的な京都適性」をしっかりと見極めることが、的中への近道となるでしょう。

発走は5月9日(土)の15時30分を予定しています。最終的な枠順や当日の馬体重、そして天候による馬場状態の変化を直前まで注視し、最高の決断を下しましょう。

ダービーへの切符を手にするのは果たしてどの馬か、その瞬間に注目です。