2026年中山記念(G2、中山芝1800m)の枠順が決定しました。 このレースは中山の内回りコースという特性上、枠順が勝敗に直結しやすいんですよね。 スタートから1コーナーまでが短く、コーナー4つでロスが積み重なるため、内枠が基本的に有利。 一方、外枠は距離ロスが痛手になります。 しかし、ただ内が良くて外が悪いという単純な話じゃないんです。馬の脚質(逃げ・先行・中団・後方)によって、枠の評価がガラッと変わるのが面白いところ。 今回は、枠順決定で「かなり有利になった馬」「かなり不利になった馬」をピックアップしつつ、一見有利/不利に見える枠でも、脚質次第で逆転するケースを議論していきましょう。 2026年中山記念で内枠の恩恵を最大限に活かす馬たち:絶好枠で一気に有利に まず、1〜4枠の内寄りを引いた馬から。全体として内枠は有利ですが、特に逃げ・先行脚質の馬にとっては「神枠」級のアドバンテージになります。 セイウンハーデス(1枠1番、先行脚質) :この馬はまさに大当たり! 先行タイプで、過去に内からスムーズに好位を取って粘るレースを繰り広げてきました。最内枠を引いたことで、スタートからロスなくハナや2番手に付けられるはず。一見、内枠は逃げ争いが激しくなるリスクもありますが、セイウンハーデスのスピードと持続力なら、むしろ内をキープしてペースをコントロールしやすい。もし外枠(7〜8番)だったら、先行争いで外を回ってスタミナを消耗し、凡走の可能性が高かったでしょう。この枠で、勝率が一気に跳ね上がったと言えます。◎評価です! スパークリシャール(3枠4番、先行脚質) :内寄りの3枠は、先行馬にとって理想的。スパークリシャールは好位から抜け出すタイプで、中山のコーナーで内を回れるのは大きなプラス。過去データを見ても、3〜4枠の先行馬の複勝率は高いんです。一方、もし6〜8枠の外を引いていたら、先行するために外を回るロスが積み重なり、終盤で脚が止まるリスク大。今回はかなり有利になった馬の代表格ですね。 レーベンスティール(4枠5番、逃げ/先行脚質) :逃げ先行のこの馬も、中内枠でラッキー。内からハナを切れれば、マイペースで運べる中山1800mはぴったり。開幕週の内有利馬場を考慮すると、絶好の条件です。外枠だったら逃げ争いが不利になり、早めに脚を使って失速パターンだったかも。脚質が噛み合った好例です。 一方で、内枠でも後方脚質の馬は微妙なケースがあります。 マジックサンズ(3枠3番、後方脚質) :一見、内枠は有利に見えますが、後方から差すこの馬にとっては逆に不利になる可能性あり。内詰まりのリスクが高く、直線で馬群を割れなければ届かないんです。絶好枠はむしろ中外の4〜6枠で、外から一気差しを狙えるはず。今回は△評価ですが、馬場が荒れていれば逆転のチャンスも? 外枠の呪縛:不利を跳ね返せるか? 脚質次第の逆転劇 次に、6〜8枠の外寄りを引いた馬たち。基本的に外枠は不利で、コーナーロスが痛いですが、中団・差し脚質なら外差しが決まる馬場次第でカバー可能。一見不利な外枠でも、馬の特性で有利に転じる議論をしましょう。 ニシノエージェント(8枠13番、先行脚質) :これはかなり不利になった馬の筆頭。最外枠で先行タイプは最悪の組み合わせ。外を回る距離ロスが大きく、先行争いで早めに脚を使わされ、終盤失速の公算大。絶好枠は1〜4枠で、内から粘れれば強かったのに…。この枠決定で、評価を一気に下げざるを得ません。×評価です。 シャンパンカラー(8枠14番、先行脚質) :同じく最外で先行馬、かなり不利に。粘り強い脚質ですが、外回りでスタミナが持たない可能性が高い。一見、外枠は全馬不利ですが、この馬の好位キープ力なら、中山の直線で何とか…と思いたいところ。でも現実的に、勝ち負けは厳しいかも。 しかし、外枠でも中団脚質の馬は一転して有利になるケースがあります。 サイルーン(7枠11番、中団脚質) :一見、外枠は不利ですが、この馬の中団待機スタイルならむしろ好都合! 外から直線で大外一気を狙える中山の馬場特性を活かせます。内枠(1〜3番)だったら、前が壁になって詰まるリスクがあったはず。脚質のおかげで、△から○に変わる逆転パターンですね。馬場が内荒れ気味なら、穴馬として注目です。 サンストックトン(7枠12番、中団脚質) :外寄りですが、中団から外差しを武器にするこの馬にとっては、許容範囲。絶好は中枠ですが、外枠のロスをカバーできる瞬発力があります。一見不利な7枠が、この馬のスタイルで「外差し特化」に変わる面白い例。ペースが速くなれば、チャンス拡大です。 中枠のバランス派:脚質で有利不利が分かれるグレーゾーン 5〜6枠の中枠は、全体的に普通評価ですが、脚質次第で明暗が。 チェルヴィニア(4枠6番、中団脚質) :中内寄りでバランス良く、中団から内を突ける絶好ポジション。かなり有利になった一頭で、○評価。外枠だったらロス大でしたが、この枠で安定感が増しました。 エコロヴァルツ(6枠10番、先行脚質) :中外枠で先行馬は微妙。内ならもっと良かったのに、外寄りでロスあり。一見普通の枠ですが、先行脚質ゆえにやや不利に傾くかも。 2026年中山記念、枠順は脚質との相性で勝負が変わる! 中山記念の枠順決定で、セイウンハーデスやスパークリシャールのような内先行馬はかなり有利に。 一方、ニシノエージェントやシャンパンカラーの外先行馬は不利が濃厚です。 でも、サイルーンのように一見不利な外枠が、中団脚質で有利に変わるケースもあるんですよね。これが競馬の醍醐味!