中山競馬場で開催されるオーシャンステークス(G3、芝1200m)の枠順が決定しました! このレースはハイペースになりやすい中山の短距離戦で、枠順が勝敗を大きく左右します。 過去10年のデータを見ても、内枠(1-4枠)の複勝率が20-30%と高く、外枠(7-8枠)は10-15%と苦戦傾向。 一見、内枠が有利で外枠が不利と思われがちですが、馬の脚質によってはこれが逆転するんですよ。 そんな枠順の決定で「かなり有利になった馬」「かなり不利になった馬」、そして「一見有利/不利だが脚質で変わる馬」をピックアップして議論します。 2026年オーシャンステークスでの内枠組の勝ち組:脚質が噛み合って絶好のポジションを手に入れた馬たち まず、内枠(1-4枠)はコースの特性上、経済コースを活かせてロスが少ないのが基本有利点。 でも、脚質次第でその恩恵が倍増したり、逆に活かせなかったりします。 レイピア(1枠2番、先行脚質) : 最内枠の決定で、かなり有利になった代表格です。中山1200mはスタートから下り坂でポジション争いが激しいですが、レイピアのような先行馬は内からスムーズに好位を取れます。シルクロードSで2着した勢いを活かせば、坂で粘り切れるはず。一見、最内は馬群に揉まれやすい不利枠と思われがちですが、この馬の出脚の良さならむしろ絶好。外枠だったらポジション取りで脚を消耗していたでしょうね。複勝率アップで狙い目です! フィオライア(4枠8番、逃げ脚質) : 内寄りの4枠で、逃げ馬としてかなり有利に。内から楽にハナを主張でき、ハイペースを自ら作って粘る展開に持ち込めます。シルクロードS勝ちのスピードが活きるはず。一見、4枠は中途半端で不利と思える位置ですが、この馬のテンの速さなら内ラチ沿いを独占可能。もし外枠だったら、ハナを取るためのロスが大きく、逃げ切れずに凡走のリスクが高かったはず。連勝のチャンス大ですよ。 ファンダム(1枠1番、差し脚質) : 最内枠ですが、ここは一見有利に見えて脚質的に微妙な点が議論のポイント。差し馬なので内ラチ沿いをロスなく回せ、末脚を爆発させやすいはずですが、馬群に包まれるリスクが高いんです。ルメール騎手の手腕で捌ければかなり有利に転じますが、短距離初挑戦の馬だけに、包まれて不発の可能性も。一見の内枠有利を脚質で逆手に取られるかも? ハイペースで前崩れが起きれば漁夫の利ですが、注意が必要です。 一方、内枠でも脚質が噛み合わないと恩恵が薄れる馬も。 例えば、 ウイングレイテスト(2枠4番、先行脚質) はベテランらしく内を活かして安定しそうですが、9歳の高齢で坂の粘りが心配。 一見有利の内枠ですが、脚質の衰えで「思ったより有利にならない」ケースかも。 昨年の3着馬なので侮れませんが。 2026年オーシャンステークスの中枠の自在組:脚質の柔軟さが枠の不利をカバーする馬たち 中枠(5-6枠)は平均的な位置で、一見可もなく不可もなくですが、脚質次第で有利不利が大きく変わります。 ここは議論のしどころが多いゾーンです。 ルガル(3枠5番、自在型脚質) : 3枠は内寄り中枠で、先行も差しもこなせるこの馬にはかなり有利。阪神Cのレコード勝ち馬で、58kgの斤量もパワーで克服可能。一見、中枠はポジション取りで不利と思われがちですが、自在脚質なら内を突いたり外へ持ち出したり柔軟に対応。外枠だったらロスが増えて届かないリスクが高かったはず。絶好枠と言えるでしょう。 インビンシブルパパ(5枠9番、逃げ脚質) : 5枠は中枠で一見不利ですが、この馬の逃げ脚質ならむしろ有利に働くかも。テンの速さでハナを切れ、CBC賞勝ちのスピードを活かせば前残り可能。内枠ほど楽じゃないですが、複数逃げ馬がいる中で外から被されにくい位置。一見の中枠不利を脚質の積極性で逆転するパターンです。ただ、ハイペースで崩れるリスクは残ります。 逆に、 オタルエバー(6枠12番、差し脚質) は中枠で平均ですが、差し馬なので外へ持ち出しやすいのはプラス。 一見不利の外寄り中枠ですが、後方待機型なら馬群を割って末脚を伸ばせ、ラピスラズリS勝ちの実績が活きるかも。 脚質次第で中枠が有利に変わる好例です。 2026年オーシャンステークスの外枠の苦戦組:脚質が不利を増幅させる馬たち 外枠(7-8枠)はロスが大きく、一見不利の代表ですが、脚質でさらに不利になったり、意外とカバーできたりします。 ここが波乱の鍵。 ママコチャ(7枠14番、差し脚質) : 外枠決定でかなり不利になった馬の筆頭。昨年の覇者でJBCスプリント2着の末脚が武器ですが、外回りで届きにくく、ハイペースの前崩れを狙ってもロスが致命的。一見、外枠はどの馬も不利ですが、差し馬だと特に厳しく、不発の可能性大。内枠だったら連覇のチャンスだったのに…。斤量も重く、割引必至です。 ビッグシーザー(7枠13番、先行脚質) : 外枠でかなり不利に。一昨年の2着馬ですが、外からポジションを取るための消耗が激しく、シルクロードS12着の再現になりそう。一見、外枠不利を先行力でカバーできそうですが、ハイペースで早めに脚を使い切るリスクが高い。脚質が不利を増幅させる典型例です。 フリッカージャブ(8枠15番、先行脚質) : 大外枠でかなり不利。北陸S1着の3連勝馬ですが、外から出脚をフルに使ってポジション争いすると、坂で失速必至。一見、大外は絶望的ですが、もし逃げ脚質寄りならハナを狙えるかも? でも先行型なので、ロスが痛く、不利を逆転しにくいでしょう。 一方、 ヨシノイースター(8枠16番、自在脚質) は大外で一見かなり不利ですが、高齢ながら先行も差しもこなせる自在性でカバー可能。 高松宮記念優先権狙いの穴馬ですが、外枠のロスを末脚で挽回できるか? 脚質次第で「一見不利が有利に変わる」可能性を秘めています。 ただ、過去データで外枠の好走はG1級の実績馬に限られるので、厳しい戦いになりそう。 2026年オーシャンステークスの枠順×脚質の化学反応で波乱含みのレースに オーシャンステークスは、ハイペース(前半3F平均33秒台)で前崩れが起きやすいレース。 内枠の逃げ・先行馬(レイピア、フィオライア)が有利基調ですが、差し馬の内枠組(ファンダム)は包まれリスクで一見有利が不利に逆転するかも。 外枠のママコチャやビッグシーザーはかなり不利で、馬券からは外す選択肢も。 一方、中枠のルガルやインビンシブルパパは脚質の柔軟さで中立から有利に変わる好例です。