2026年京都新聞杯、当日馬場で買える馬は?ベレシート・エムズビギンの2強から指数上位の伏兵まで徹底解説

2026年5月9日、京都競馬場で開催される第74回京都新聞杯(G2、芝2200m)。
日本ダービーへの最終便とも称されるこの一戦は、例年ここで賞金を加算し、大舞台へと駒を進める素質馬たちの競演が見どころです。
今年は16頭の精鋭が揃い、世代トップクラスのポテンシャルを秘めた実績馬から、一気に頭角を現してきた上がり馬まで、非常に興味深いメンバー構成となりました。
本記事では、前日時点の馬場状態や出走馬のデータを踏まえ、当日馬場で本当に「買える」と言える馬を詳しく分析していきます。
京都新聞杯の舞台設定と良馬場の傾向
今年の京都新聞杯は、開幕から良好な状態が維持されている京都芝コースの外回り2200mで行われます。
5月8日正午時点での馬場状態は良となっており、9日の当日も晴天が予想されるため、絶好のコンディションでの開催が濃厚です。
京都芝2200m外回りの特徴は、何と言っても直線が長く、向こう正面からのロングスパートや、4コーナーを回ってからの持続的な末脚が問われる点にあります。
過去のデータを見ても、このレースでは先行力だけではなく、後半のラップでどれだけ速い脚を使い続けられるかが勝負の分かれ目となります。
また、例年通り栗東所属馬が圧倒的に強く、関東馬がどこまで食い込めるかも焦点の一つです。
基本的にはスローペースからの中盤以降の加速勝負になりやすいため、位置取りと折り合い、そしてジョッキーの仕掛けのタイミングが極めて重要になるでしょう。
当日馬場で外せない「信頼の主力2頭」
まず、今回のメンバーで中心となるのは、能力・実績ともに抜きん出た存在の2頭です。
ベレシート(8枠15番)
共同通信杯2着の実績は、ここでは最上位と言わざるを得ません。
皐月賞でも上位に入った強力なライバルたちと互角に渡り合ってきたポテンシャルは、このG2の舞台なら重賞初制覇が極めて濃厚視されています。
外枠の15番に入りましたが、京都の外回りコースであれば、揉まれずにスムーズに外から進出できるメリットの方が大きいと判断できます。
末脚の爆発力は世代屈指であり、当日も1番人気に支持されることが確実な「軸馬」候補の筆頭です。
エムズビギン(1枠2番)
きさらぎ賞でアタマ差の2着と好走しており、この路線の実績はベレシートに引けを取りません。
何より川田将雅騎手×友道康夫厩舎という、京都の中長距離重賞で無類の強さを誇るコンビが魅力的です。
1枠2番という好枠を引き当てたことで、先行しながらロスのない競馬ができる条件が整いました。
データ面でも無減点であり、京都の馬場適性も高いため、ベレシートを逆転する筆頭候補として数えられるでしょう。
指数と追い切りから浮上する「狙い目の伏兵」
上位2頭が強力な一方で、馬券的な妙味を探るなら以下の馬たちに注目すべきです。
- サヴォアフェール(5枠10番):スピード指数であるU指数が2位以下に大差をつけるトップの値を記録しています。若葉S3着時の末脚は優秀で、人気が落ち着くようなら期待値は極めて高くなります。
- カフジエメンタール(5枠9番):毎日杯3着の実績に加え、中間から最終追い切りまでの動きが非常に良く、メディアでも「買いたい1頭」として名前が挙がっています。叔母に名牝を持つ良血が、ここで一気に覚醒する可能性があります。
- アーレムアレス(1枠1番):ホープフルS4着の実績があり、近走も非常に安定しています。データ上でも減点が少なく、内枠を活かした堅実な走りで3着以内に食い込む確率は高いでしょう。
- コンジェスタス(3枠5番):前走の阪神芝2000mでの圧勝劇が鮮烈でした。未知の魅力という点ではこの馬がナンバーワンであり、勢いに乗ったまま金星を挙げる場面も想像できます。
血統と展開から狙える「大穴候補」
波乱の余地を探るなら、京都の2200mという特殊な距離に適性を持つ馬を拾っておきたいところです。
アクセス(8枠16番)は、父にキセキ、母父にマンハッタンカフェを持つ血統背景から、京都の外回りコースで求められる「スタミナを要する持続力勝負」には最適の配合と言えます。
また、ラディアントスターも血統面での評価が高く、単勝30倍前後のオッズがつくようであれば、紐に入れておく価値があるでしょう。
ただし、過去10年の傾向として100倍を超えるような極端な大穴の激走は少ないレースです。
当日のパドックで馬体重の増減や気合乗りを確認しつつ、上位人気馬と中穴勢を組み合わせるのが、現実的な攻略法となります。
京都芝2200m外回りは、3コーナーから下り坂を利用して一気にペースが上がるロングスパート戦になりやすく、ラスト1ハロンの減速を最小限に抑える持続力が勝負を分けます。
※本見解は著書『競馬を読むラップ分析』の分析ロジックに基づいています。
友道厩舎が送り出すエムズビギンに川田騎手が配された点は、陣営の本気度が伺える強力な勝負サインです。
※本見解は著書『騎手×調教師 黄金コンビの極意』の分析ロジックに基づいています。
2026年京都新聞杯の当日馬場で買える馬まとめ
結論として、2026年の京都新聞杯で当日馬場で買うべき馬は、実績上位のベレシートと、好条件が揃ったエムズビギンの2頭を軸として評価します。
そこに、U指数が突出しているサヴォアフェールや、追い切り評価が抜群のカフジエメンタールを絡めた買い目が、最も効率的な戦略となるでしょう。
良馬場が濃厚な京都の長い直線を、どの馬が一番速く、そして長く走り抜けるのか。
最終的な判断は、当日のオッズとパドックでの仕上がり、そして馬体重の推移をしっかり見極めた上で行うようにしてください。




